●北方領土に上陸して

平成20年9月6日

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この度、六月三十日から七月四日までの五日間、日本固有の領土でありながらも、ロシアに不法占拠されている北方領土(国後・択捉島)に上陸する機会に出会えた.。

結論から先に述べると、今回の視察で感じたことは、我々日本人は、一致団結して執拗に日本国政府やロシアに訴えていかねば、返還はないと実感した。中には、旅行気分で渡島した者もあったように見えたし、同行した内閣府・外務省・国会議員でさえ、相手側に何も言えないのには本当にがっかりである。そして、何も出来なかった自分自身にも腹が立った。北方四島交流訪問事業結団の趣旨としては、民間レベルでの交流があくまでも目的であって、なんとしても取り返せという意味ではないようだ。私は一日本人として、ロシア側に返還要求を訴える場さえ与えられなかった事は、非常に残念である。逆に「日本人は良い人ばかり」という印象はたっぷり宣伝出来たであろう。しかし、好印象を与えるだけの交流で良いのか?やはり、訴えなければいけない場面ではなんとしても訴えなければ、返せ、という気持ちは絶対伝わらないし、逆にロシア人からすれば「返さなくても良い」と勘違いしかねないのが今回の企画であったと思う。このままだと南樺太・全千島列島はおろか、北方四島でさえ還ってこないのではないか?と危機感がつのった。同行した日本の議員を始め役人達は、北方領土をビジネスとして、返還要求というポーズを作っているようにも見えた。
 
五日間の視察の中では、持参した日章旗を立て、同行した神社本庁の方と大きな声で「君が代」を斉唱をしたり、地図図書館見学の際は、 
天皇皇后両陛下の御真影が入った本があり、その本が最上段に展示されていたので、友人と最敬礼したり。また、その図書館では、樺太・全千島列島の地図が張ってあったので、すかさず北緯五十度以南の南樺太・全千島の国境線を引いたりもした。古釜布では、雑草にまみれた日本人墓地を清掃したり、それなりに充実した場面もあった。
 
 しかし、期待していたロシア側との対話集会では、テーマが「墓地清掃と環境問題」であり「領土の話になったら、即終了」といわれた。激憤し席を蹴って外へ出ようとしたら、警備員がいたので出られないので、得意の居眠りを決め込んだ。
 
来年以降は私が行く事はないであろうから、この(ビザなし交流)を、我々日本人側から北方領土を真剣に取り返したい、北方領土とは南樺太・全千島列島だという気持ちを、強く強く訴える機会になって欲しいと思う。
=磯 和典=
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by boukyoupress | 2008-09-08 11:17 | 時局厳正論

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