2009年 04月 01日
茶番な北朝鮮ミサイル発射自制要求決議
決議は、「我が国のみならず北東アジア地域の平和と安定を損なう行為として、断じて容認できない。断固たる抗議の意思を表明する」とし、自制を強く要求した。しかし、ミサイル発射が「国連安全保障理事会の決議に明白に違反する」との文言は、共産党、社民党が異論を唱えたため、決議に盛り込まれなかった。また社民党の福島瑞穂党首は3月26日の参院予算委員会で、「迎撃ミサイルが当たった場合、単なる 人工衛星だったらどうなるのか」などと迎撃批判を延々と続け、親北朝鮮の立場を明確にした。
自制を求める決議で、北朝鮮が本当に「自制」すると思っている議員はいるのか甚だ疑問である。議員共は大半の国民が北朝鮮を嫌っている事実を鑑みて、国会内に於いて茶番を行ったに過ぎない。何の拘束力もない決議で北朝鮮が自制すると思う国民は皆無である。
また北朝鮮は日本がミサイルを迎撃した場合、北朝鮮への再侵略と見なし、「最も威力ある軍事的手段とあらゆる攻撃手段で日本の牙城を無慈悲に粉砕する」と宣言している事をみれば、決議など何の役にも立たない。
by boukyoupress | 2009-04-01 09:35 | 時局厳正論