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北朝鮮ミサイルを破壊できるのか

 日本政府は27日、国会で安全保障会議を開き、北朝鮮が発射準備を進めている弾道ミサイルが我が国の領土や領海に落下する場合、ミサイル防衛システムで迎撃する方針を決めた。これを受け、浜田防衛相は自衛隊に「破壊措置命令」を発令し、迎撃ミサイルの首都圏への展開を開始した。またイージス艦3隻も今朝、日本海と太平洋に向けて出航した。今月中にもミサイル防衛システムによる迎撃態勢が整うという。

 しかし北朝鮮ミサイルのみならず、多段式ミサイルに対して迎撃不能な事は、既にマスコミなどで報道されている。いくら「破壊措置命令」を発令しても、その姿勢だけを見せただけで国の安全は守れない。平成10年に飛来してから既に11年が経った。その間、政府は実質的な対抗策を取っていなかった事になる。

 近隣に於ける敵国は北朝鮮だけではない。中共、ロシアなどといった軍事大国が周りに犇めいているのだ。専守防衛だの憲法9条だのと机上の空論を並べているときではない。国の安全を「完全」に確保することが先決である。北のミサイルによって日本人の血が流れる確立が少しでもあるならば、全ての有事を想定した実質的防衛及び攻撃をするのが政府の義務である。

by boukyoupress | 2009-03-28 11:30 | 時局厳正論

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