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ソマリア沖海賊対策に疑問

 日本政府はソマリア沖の海賊対策で、海上警備行動による海上自衛隊の活動要領の概要を明らかにした。

 派遣する護衛艦は2隻で、日本籍船などと船団を組み、護衛艦搭載ヘリコプターが上空を警戒しながら、安全海域まで伴走するという。保護する船の対象は、国土交通省が貨物の重要度を考慮して選ぶとしている。

 護衛艦を襲う海賊はいないと、楽観的な意見が政府関係者の間にあるようだが、そもそも海賊からの攻撃が無ければ、攻撃してはならないという大原則の下では、自衛官が危険に晒されるのは火を見るよりも明らかであり、また船が先に攻撃されてしまえば「護衛」にならない。

 憲法論議を棚に置いて自衛隊を国際舞台に躍り出すのであれば、近い将来その歪みが亀裂となって修復不可能になってしまうであろう。

 我が国は憲法9条に束縛され、国際協力どころか自国民の危機にも対処できないのである。よって、正々堂々と国際舞台に躍り出られるよう、現憲法の破棄を先ず第一に議論すべきである。

by boukyoupress | 2009-01-20 11:10 | 時局厳正論

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